“アートのある暮らし”を提案するオリジナル絵葉書とグッズ専門店「ヨロコビto(ヨロコビト)」
絵の役割ってなんだろうということをよく考えます。
もちろんその答えは一つではないし、誰にも答えられないかもしれない。
乱暴に言ってしまうと、絵がなくても人は生きていける。
それでも絵がなくならないのは、そこに言葉にできない何かがあるからだと思う。
画家は描くことで発信する、鑑賞者は観ることで受信する、つまり鑑賞者はアンテナです。
アンテナの感度が上がれば上がるほど、日々の中でたくさん気がつくことがあって生活に広がりが生まれる。
映画を見たり、本を読んだり、美術館に行ったり、アンテナの感度を上げる方法はたくさんあるけど、
自分の部屋というすごく個人的な空間を、自分の好きなモノで飾るというのは最初の一歩になるんじゃないでしょうか。
高価なものである必要はまったくなくて、本当に自分が良いと思うモノ、好きなモノ。
画家である僕は、誰かの好きなモノのひとつに絵があれば嬉しいと思う。
そして、絵はそこではじめて役割を与えられる気がする。